August 09, 2020

28 カイル・ヘンドリクス Kyle Hendricks

Kyle Christian Hendricks
投手・右投げ右打ち
89年カリフォルニア州生まれ
11年ドラフト8位でレンジャーズ入団
12年7月にトレードでレンジャーズからカブスに移籍
今季年俸 1200万ドル
年度別成績
以前の名鑑(2014年、2015年、2016年2017年2018年2019年

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頼りになる先発投手の一人。

毎年安定した投球をするのが特徴で、
ここ4年で毎年20先発&防御率3.50以下の成績を残しているのは
他にヴァーランダー、シャーザー、カーショウだけだ。
また通算防御率3.14は、通算100先発以上の現役投手では6位。
その成績が評価され今年は自身初の開幕投手に選ばれた。
4年契約を結んでおり、今後数年にわたって
チームを支えてくれるはずだ。

リーグ屈指のコントロールが持ち味。
昨年の9イニング当たりの四球1.63は、カブスでは2005年のマダックス(1.44)以来。
1試合3四球出したのはシーズン初登板となった4月1日のひと試合だけで、
その後29試合連続で2四球以下を継続中、今シーズンに至っている。
なおベースボールアメリカにも、
ベストコントロール部門で3位に選ばれている。

そのコントロールと、打者のタイミングを外す技術、芯を外す技術の
すべてを駆使し、打たせて取るのが身上。
象徴といえるのが昨年5月のカーディナルス戦で、
わずか81球(うちストライク63)で完封勝利を収めてみせた。
81球での完封は、カブスでは2001年に
ジョン・リーバーが78球で完封して以来の出来事だった。

チェンジアップとシンカーが持ち球だが、
昨年はカーブの割合も増やしている。


●個人タイトル・記録など
*ポストシーズンでの通算先発登板数10は球団最多タイ記録
*81球で完封は、カブスでは2001年5月24日ジョン・リーバーが78球で完封して以来の少なさ(19年5/3)
*2試合連続8イニング&無四球&無失点は、1976年以来(レイ・バリス)(19年5/3〜5/8)
・29試合連続2四球以下は、単一シーズンでは1968年以来(ビル・ハンズ)(19年)
*74先発連続被安打8本以下は球団史上最長(15年6/24〜18年3/30)
*48先発連続4失点以下はメジャー史上2番目の長さ(1913年以降)(15年8/21〜17年5/24)
*キャリア最初の56先発で3四球以下は球団最長(1914年以降)(14年〜16年5/17)
*防御率メジャー1位(16年2.13)
*ホーム防御率メジャー1位(16年1.32)
*被OPSメジャー1位(16年.581)
*同一年のポストシーズンで5先発は球団最多タイ記録(16年)
*勝敗がつかなかった試合数は球団史上最多(15年17)

19年3月に4年5500万ドルで契約
●契約の内訳
年俸
20年 1200万ドル
21年 1400万ドル
22年 1400万ドル
23年 1400万ドル
24年 1600万ドルの球団オプション(バイアウト150万)

ほか
・24年のオプションは2020年のサイヤング賞得票で3位以内に入れば保証される

コメント一覧

1. Posted by ukon   August 09, 2020 21:01
こんばんは。ヘンドリクスを見ると、本当に投手ってコントロールが大切だなーって思いますよね。

球威球速をどうしても投手の判断基準にしてしまうので、こういう投手は貴重ですね。
2. Posted by Satoshi   August 09, 2020 21:16
こんばんはukonさん

スピードがすべてではないのが
野球の面白いところかもしれませんね。

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