April 03, 2006

9 ホアン・ピエール Juan Pierre

ミトレイ、ピント、ノラスコという
マイナーの若手3投手を放出してまで獲得した、
06年のカブス打線最大の目玉。

ナ・リーグ最高の一番打者と言っても
過言ではない。
昨年までのメジャー6年の間に、
打率ベスト10入り2回、
最多安打1回、盗塁王2回、最多三塁打1回。
01年以降の5年間の通算安打数978は、
イチロー、プホルスに次いでメジャー3位、
また01年以降の260盗塁はメジャー最多。
5年連続で90得点&45盗塁をマークするなど、
そのスピードと打撃術は相手チームの脅威である。
空振り率が通算で6.7%、また00年以降の
三振率17.8はメジャー最高と三振も少ない。
バントもうまく、バントヒットも多い。さらに
左打者でありながら左投手も全く苦にしない、
と、欠点がほとんど見当たらない選手。

センターの守備にも定評があり、また、
3年連続全試合出場中と、怪我がないのも良い。

懸案だった一番打者を獲得したことで、
カブスの得点力も上がるはずだ。
彼が出塁して、リーとラミレスで還す
というのが今年の攻撃パターンになる。
「彼は相手にプレッシャーを与える存在だよ。
ウチの打線にもたらすものは多いだろうね。」
と、ベイカー監督も大喜び。

意外にもオールスターゲームの出場はまだ。
そろそろ出場したいところだ。

98年ドラフト13位でロッキーズ入団。
77年アラバマ州生まれ。

年度別成績はこちら

→06年11月にFAでドジャースに移籍。

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