April 03, 2006

12 ダスティ・ベイカー Dusty Baker

大リーグの監督として14年目、
カブスを率いて4年目を迎える。

選手との対話を重視する監督で、
つねに選手の素質を最大限に生かすよう
努めているため、選手から人望を集めている。
その人望と采配の手堅さから
メジャーでも屈指の名監督といわれている。
といっても選手を甘やかすというわけではなく、
規律を重んじクラブハウスをひとつにまとめて
戦うタイプである。

選手起用の特徴としては、どちらかというと
若手よりベテラン選手を使う傾向にある。
そのせいかベテランに特に人気があり、
ジャイアンツにいた頃、J.T.スノーをして
「He's special」と言わしめたりした。
特に02年は故障を抱えたベテランぞろいの
ジャイアンツをワールドシリーズに進出させて
手腕を賞賛された。

投手の継投は、先発投手を引っ張り、
そのあと小刻みに中継ぎを投入するスタイルだが、
先発投手に球数を投げさせすぎる、
という指摘も受けている。
昨年もザンブラーノにひと試合で136球も
投げさせたりして物議を醸した。
特にウッドは故障しがちなので
そのあたりは細心の注意を払ってほしいところだ。

本来はディフェンスを重視した野球がモットーで、
攻撃ではバントやヒットエンドランを多用するのだが、
バントもまともにできず、四球を選ばない
フリースインガーが揃うという最近のチームの編成上、
一発長打を狙う大味な野球をやらざるをえず
ちょっと気の毒な気もする。

昨年はふがいない戦いぶりで、プレーオフどころか
勝率5割をきる有様だった。ついにファンから
「ダスティをクビにしろ」という声まで出たが、
しかしいくらなんでも彼一人を責めるのは酷だろう。
何しろ、ガルシアパーラ、ウッド、
プライアー、ラミレス、ウォーカー、
フォックス、レムリンジャー、ヘアストン・・・
と主力選手に怪我人が続出したのだ。
これでは誰が監督でも勝つのは無理というものだ。
今年はとにかく怪我人を出さないことだ。
特にウッドとプライアーが健康なら、プレーオフを狙えるはず。

現役時代は主にドジャースで活躍した外野手。
通算2039試合に出場、オールスター2度、
ゴールドグラブ2度、シルバースラッガー賞2度と
攻守にわたって活躍した名選手だった。
1990年に、ドジャースがナ・リーグ加盟
100周年を記念してファン投票による
オールスターチーム(all time Dodgers team)を
発表したが、そのチームの外野手部門で選ばれている。

監督通算1096勝945敗。
最優秀監督賞3度、
地区優勝3度、リーグ優勝1度。
49年カリフォルニア州生まれ。

監督成績      試合 勝-敗 勝率 順位
93 ジャイアンツ  162 103-59 .636 2
94 ジャイアンツ  115 55-60 .478 2
95 ジャイアンツ  144 67-77 .465 4
96 ジャイアンツ  162 68-94 .420 4
97 ジャイアンツ  162 90-72 .556 1
98 ジャイアンツ  163 89-74 .546 2
99 ジャイアンツ  162 86-76 .531 2
00 ジャイアンツ  162 97-65 .599 1
01 ジャイアンツ  162 90-72 .556 2
02 ジャイアンツ  162 95-66 .590 2
03  カブス     162 88-74 .543 1
04  カブス     162 89-73 .549 3
05  カブス     162 79-83 .488 4
ジャイアンツ通算 1556 840-715 .540
カブス通算     486 256-230 .527

合計       2042 1096-945 .537

→2006年シーズン終了後に解任

Satoshiat 03:18コメント(0)トラックバック(0) 
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