February 24, 2024

新ユニフォームを初めて見た。
話題になっているので注意深く見ると、
確かに生地が薄くて安っぽい感じがする。
何より、背中の名前フォントが小さくてバランス悪い。

左胸のカブスロゴも何だか違う気がするのだが・・・それは気のせいか?

試合は、8-1でホワイトソックスに勝利。
オープン戦とはいえ幸先の良いスタートだ。

ちなみにラインナップは以下の通り。
8番のハドソン以外はカブスがドラフト指名もしくは
カブスでメジャーデビューした、言ってみれば生え抜き打線。
この顔ぶれを見ると、カブスの育成も機能しているように思える。

1.ハップ LF
2.モレル 3B
3.アマヤ C
4.マーヴィス 1B
5.カナリオ RF
6.クロウ=アームストロング CF
7.ヴァスケス SS
8.ハドソン DH
9.ショウ 2B
ウィックス P

●ここまでの主な動き
IN
今永昇太(←横浜)
マイケル・ブッシュ(←LAD)
イェンシー・アルモンテ(←LAD)
ヘクター・ネリス(←HOU)

OUT
ジャレッド・ヤング(→STL)
ジェレマイア・エストラーダ(→SD)
タイラー・ダフィー(→KC)
ジェイマー・キャンデラリオ(→CIN)
ニック・バーディ(→NYY)
シェーン・グリーン(→TEX)
マーカス・ストローマン(→NYY)
ブレンドン・リトル(→TOR)
ブランドン・ヒューズ(→AZ)
マイケル・フルマー(→BOS)
コディー・ベリンジャー(FA)
ブラッド・ボックスバーガー(FA)
コディー・ホイヤー(FA)

February 23, 2024

いよいよ明日からカブスのオープン戦がスタートする。

●2006年以降のオープン戦成績(引き分けは含まない)
以前のものは→こちら

2006年 16勝13敗
2007 17勝13敗
2008 15勝15敗
2009 18勝18敗
2010 18勝12敗
2011 14勝19敗
2012 17勝16敗
2013 16勝19敗
2014 15勝18敗
2015 15勝17敗
2016 11勝19敗
2017 13勝18敗
2018 19勝12敗
2019 17勝13敗
2020  8勝12敗
2021 15勝 9敗
2022 11勝 7敗
2023 17勝12敗

●ホーム観客数
1990年  4万6954(ロックアウトで試合減)
1991 13万1841
1992 12万3920
1993 14万1327
1994 12万7443
1995  8万6478(前年から続いたストライキで開幕延期)
1996 11万6797
1997 15万7066
1998 13万4329
1999 17万1681
2000 14万649人
2001 14万6200
2002 15万4575
2003 13万3616
2004 18万9692
2005 19万3993
2006 15万4978
2007 17万5891
2008 18万1280
2009 20万3105(旧球場最多記録)
2010 15万2493
2011 16万527
2012 15万3273
2013 14万5381
2014 21万3815(この年から新球場)
2015 22万2415
2016 22万6163
2017 22万6933
2018 22万2023
2019 21万8880
2020 12万5363(コロナで途中中止)
2021  4万8790
2022  9万9219(ロックアウトで試合減)
2023 23万1711(カクタスリーグ新記録)

アリゾナにおけるカブス人気は凄まじい。
昨年は、17年に自ら樹立したリーグ最多観客記録を更新した。
ちなみに1試合最多観客数の記録
(16152人。2月25日ジャイアンツ戦)も昨年カブスが記録した。

言っては何だけど、ただのオープン戦だよ?
ここまで人が集まるのは凄い事だ。

●カブスの歴代キャンプ地。
メサでのキャンプは46年目。
現在アリゾナでキャンプをしているチームの中では最も長い。

また、1952〜65年を合わせると今年でメサは60年目。
もはや根付いていると言っていい。
アリゾナでカブス人気が高いのはこのせいか。

1900 アラバマ州セルマ 
1901〜02 イリノイ州シャンペーン
1903〜04 カリフォルニア州ロサンゼルス
1905 カリフォルニア州サンタモニカ
1906〜08 インディアナ州ウェストベイデン
1909 ルイジアナ州シュリーヴポート
1910〜11 インディアナ州ウェストベイデン
1912 ルイジアナ州ニューオリンズ
1913〜16 フロリダ州タンパ
1917〜20 カリフォルニア州パサディナ
1921〜41 カリフォルニア州カタリーナアイランド
1942〜45 インディアナ州フレンチリック
1946〜51 カリフォルニア州カタリーナアイランド
1952〜65 アリゾナ州メサ
1966 カリフォルニア州ロングビーチ
1967〜78 アリゾナ州スコッツデール
1979〜 アリゾナ州メサ

February 20, 2024

今年のキャンプ参加選手。

投手
11ドリュー・スマイリー
18今永昇太(横浜)
19ヘイデン・ウェズネスキー
21イーサン・ロバーツ(NR)
25イェンシー・アルモンテ(LAD)
28カイル・ヘンドリクス
35ジャスティン・スティール
36ジョーダン・ウィックス
38マーク・ライター・ジュニア
39ブラッド・ウィック(カブス傘下AAA)(NR)
43ルーク・リトル
45ケイレブ・キリアン
46トーマス・パノン(MIL)(NR)
48ダニエル・パレンシア
49リチャード・ラヴレディー(OAK)(NR)
50ジェイムソン・タイオン
51ヘクター・ネリス(HOU)
54コルテン・ブルワー(阪神)(NR)
58カール・エドワーズ・ジュニア(WAS)(NR)
62エドウィン・エスコバー(横浜)(NR)
66ジュリアン・メリウェザー
71キーガン・トンプソン
72ハヴィアー・アサド
73アドベルト・アルゾライ
74ホゼ・クワス
82マイケル・アリアス
83サム・マクウィリアムス(引退から復帰?)(NR)
86ベン・ブラウン
87ポーター・ホッジ
91クリス・クラーク(カブス傘下AAA)(NR)
92ベイリー・ホーン
93ライリー・トンプソン(カブス傘下AAA)(NR)
95カム・サンダース(カブス傘下AAA)(NR)

捕手
6ミゲル・アマヤ
15ヤン・ゴームズ
32ホルヘ・アルファロ(MIA)(NR)
57ジョー・ハドソン(ATL)(NR)
67ブライス・ウィンダム(カブス傘下AAA)(NR)
89パブロ・アリエンド(カブス傘下AA)(NR)

内野手
1ニック・マドリガル
2ニコ・ホーナー
7ダンズビー・スワンソン
13デイヴィッド・ボウディ(カブス傘下AAA)(NR)
16パトリック・ウィズダム
20マイルズ・マストロブオニ
22マット・マーヴィス
29マイケル・ブッシュ(LAD)
75ルイス・ヴァスケス
77マット・ショウ(カブス傘下AA)(NR)
98チェイス・ストランプ(カブス傘下AAA)(NR)

外野手
4アレクサンダー・カナリオ
8イアン・ハップ
27鈴木誠也
40マイク・トークマン
52ピート・クロウ=アームストロング
78オーウェン・ケイシー(カブス傘下AA)(NR)
88ケヴィン・アルカンタラ
94ブレネン・デイヴィス

内野手/外野手
5クリストファー・モレル

コーチ陣
30クレイグ・カウンセル 監督(MIL)
33ウィリー・ハリス 三塁
53ダニエル・モスコス 投手補佐
55マイク・ナポリ 一塁
63ホアン・カブレハ 打撃補佐
68トミー・ホットヴィー 投手
76ダスティン・ケリー 打撃
79ダレン・ホームズ ブルペン(BAL)
80ジョン・メイリー 打撃補佐(カブス傘下AAA)
81マーク・ストリットマター フィールドコーディネーター(COL)
84ライアン・フラハティー ベンチ(SD)
85ギャレット・ロイド ブルペン捕手
90ジョナサン・モタ コーチ
96ジム・アドゥチ 打撃補佐/ゲームプランニング
97アレックス・スミス コーチ/データデベロプメントアンドプロセス


過去の参加選手
2023年2022年2021年2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年

February 10, 2024

以下の19選手とマイナー契約し、キャンプに招待。

16年優勝メンバーのエドワーズが帰ってきた。
ほか、日本でプレーしたブルワーやエスコバーもいる。
特に投手にはメジャーの可能性ありそうか。
トークマンも招待選手からメジャーの座を勝ち取った。
今年も掘り出し物は見つかるか。

投手
コルテン・ブルワー
クリス・クラーク
カール・エドワーズ・ジュニア
エドウィン・エスコバー(左)
リチャード・ラヴレディー(左)
サム・マクウィリアムス
トーマス・パノン(左)
イーサン・ロバーツ
カム・サンダース
ライリー・トンプソン
ブラッド・ウィック(左)

捕手
ホルヘ・アルファロ
パブロ・アリエンド
ジョー・ハドソン
ブライス・ウィンダム

内野手
デイヴィッド・ボウディ
マット・ショウ
チェイス・ストランプ

外野手
オーウェン・ケイシー

●2月14日に投手と捕手、19日に残りの野手が集合し
キャンプインの予定だが
一部の選手は既に集まって練習を開始している。

スティールが早くも今永を絶賛していて、
ツイートがカブスファンの話題になっている。
スティールが言うほどだから、今永の実力は本物なのか。



February 03, 2024

2月2日は、ナショナル・リーグが創設された日である。

で、以前書いたが、現在のメジャーリーグがあるのは
まあ言ってみればカブスのおかげである。
(ちなみにスポルディングハルバートは殿堂入りを果たした)。


●かつて、オルタネイトの青ジャージ右袖には
ナショナル・リーグのパッチがついていた。

ユニフォームにリーグのパッチがついているのは
確かメジャーで唯一。
創設からリーグに参加しているという伝統や
誇りを表しているものだと思っていたが、23年から廃止にしてしまった。
今は両袖に何もついていないが、
いつか袖に企業広告を入れるためなのかもしれない・・・
はっきり言って改悪だと思う。自ら誇りを捨ててどうする。


22年まで右袖にナ・リーグのロゴがついていた
Embed from Getty Images

February 02, 2024

カブスは1日、FAリリーフ投手
ヘクター・ネリスとの契約を発表した→こちら
なおネリスの選手枠を空けるため、ラッカーをDFAにしている。

ネリスは34歳の右投げ。メジャー歴10年のベテラン。
成績を見ればわかる通り、実績・実力を備えた投手。

高い奪三振率、そして何より故障せず毎年70試合に登板できる
耐久性が素晴らしい。

71試合に投げて防御率1.71(31ホールドはア・リーグ最多タイ)という
昨シーズンの成績はさすがに出来過ぎだったとしても、
60試合で3点台の防御率なら期待できそう。
昨年はリリーフ陣の疲弊が終盤失速した一因になってしまったが、
層が厚くなることで負担も軽減されるだろう。
懸念材料は年齢による衰えか。

なお契約は1年900万ドル。
25年は球団オプションだが、60試合登板すれば
選手オプションに変わるという内容らしい。

リリーフ投手一人に500万ドル以上払うのは19年のキンブレル以来。
リリーフへの出費は消極的なホイヤーにしては珍しいが、
よほど欲しかったという事なのだろう。
当初、3年5000万ドルを要求という報道もあったので
カブスが手を出すことは無いと思っていたが・・・
獲得できて、しかもこの金額は意外。

ファンにとって嬉しい誤算?

February 01, 2024

1月31日は、アーニー・バンクスの誕生日
(ちなみにノーラン・ライアンと
ジャッキー・ロビンソンも同じ誕生日であることは有名)

「ミスター・カブ」と言われた球団史上最高の選手。
功績については以前書いた。
”Let's Play Two”という名言もあまりに有名だ。
それと、カブスに入ってしまったばっかりに
ワールドシリーズとは無縁だったのが大変残念だった。

15年死去。
16年の優勝を見届けてほしかったけどな。



January 30, 2024

ちなみにロングバージョンは→こちら



January 28, 2024

1982年1月27日。
カブスはフィリーズとの間で1対2のトレードを行った。

イヴァン・デヘイススを放出し、交換で
ラリー・ボーワおよび新人内野手を獲得。

その新人内野手がライン・サンドバーグ
今でも語り継がれる、カブス史上最高のトレードの一つ。

フィリーズのマイナーで遊撃手だったサンドバーグは、
守れるが打てない軽量級のユーティリティー内野手という
評価だったようだ。
またフィリーズは、フリオ・フランコ(のちロッテ)の方を
将来の遊撃手と見込んでいたため、サンドバーグはトレード要員となった。

ただサンドバーグも有望ではあったようで、
ブルージェイズ、ホワイトソックス、ブルワーズなどとの間で
トレード話があったらしい。
ちなみに81年12月のブルワーズとの交渉では、ブルワーズが
サンドバーグではなくフランコを要求したため
フィリーズが断って破談になったとか。
ブルワーズに行かなくて良かったね。

カブスはサンドバーグを高く評価していて、
トレードに際し、サンドバーグが含まれていなければ交渉しない、
という姿勢だったらしい。この熱意が結実した形だ。

January 27, 2024

毎年恒例、MLB Pipelineによるプロスペクトランキング
トップ100が発表された。→ランキングはこちら

今年トップ100ランクイン選手を最も多く輩出したのは、
なんとカブスである。以下の7人がランクインした。

ピート・クロウ=アームストロング(16位)(バエズ、ウィリアムスとのトレードで加入)
ケイド・ホートン(26位)(22年ドラフト1位)
オーウェン・ケイシー(47位)(ダルヴィッシュ、カラティーニとのトレード)
マイケル・ブッシュ(51位)(ドジャースとのトレード)
マット・ショウ(54位)(23年ドラフト1位)
ケヴィン・アルカンタラ(65位)(リゾとのトレード)
ジェイムズ・トリアントス(73位)(21年ドラフト2位)

ちなみにカブスのあとは、オリオールズ(6人)、
パドレス(5人)、パイレーツ(5人)、レッズ(5人)と続く。

まさかカブスが1位とは。
将来有望と目される若手が揃っているのは喜ばしいことだ。
一昨年はモレルやアサド、昨年はアマヤ、ウィックスらが
デビューするなど最近のマイナーの充実ぶりは素晴らしい。
シーズンが楽しみな理由が増える。

かつてブライアント、バエズ、シュウォーバー、ソレアら
自前の若手が主力に成長し優勝につながったことは記憶に新しい。
それを思えば、今後の希望も湧くというものだ。

とはいえ、絶賛しておいて言うのもなんだが、
このランクはやはりあくまで参考だ。

ランクインして評価が高かったにもかかわらず
活躍できなかった若手は数多い。
例えばブレイリン・マルケスはメジャーで1試合投げただけで
昨年12月アストロズへ去った。
逆に、ランク外だったけど昇格してから活躍してる
モレルのような選手もいる。

若手が楽しみなことは間違いないが、
現時点では何とも言えない部分もある。
まずはメジャーに昇格してほしい。話はそれからではないか。

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