June 27, 2007

8−5で勝利。
打線が11安打8点でロッキーズに打ち勝つ。
今月のカブス打線は、チーム打率.282と
結構打っている(チャンスでは打てないことも多いが)。

カブスは初回に先制。
二死三塁からラミレスのタイムリー二塁打と、
フロイドの2ランで3得点。
3回にはソリアーノとフォントノーの
連続二塁打で追加点。

4回終了時で4−3と1点差だったが、
5回に再び突き放す。
フォントノーが四球&盗塁で二死二塁、
フロイドが敬遠され一三塁となった後、
デローサ、K.ヒル、ピエイと
3連続タイムリーでこの回4点。
8−3とリードを広げた。

先発のリリーは立ち上がりから制球が悪く、
今シーズン自己最多の5四球を出すなど苦しんだが、
味方の守備にも助けられ、何とか6回を投げ6勝目。

●デンプスターが故障者リストへ
15日間の故障者リスト入り。
クローザーの離脱は痛いなあ。代わりをどうするか。
ハウリーではちょっと不安・・・ならマーモルか!?
とりあえず彼の復帰までリリーフ陣が
何とか頑張るしかあるまい。

デンプスターの代わりの選手枠には、
マイナーからビリー・ペトリックという
デビュー前の新人投手を補充。
また、ウェイド・ミラーを15日間の故障者リストから
60日間の故障者リストへ移行。

June 26, 2007

ソリアーノがナ・リーグのPlayer of the Week、
いわゆる週間MVPを受賞した。
先週は打率.480、4本塁打と猛打を発揮した。

で、以下は週間MVPを受賞したカブスの選手たち
(日付は、その週の最終日)。

1973年 ロン・サント 7/1
1973 ビリー・ウィリアムス 9/9
1974 ビリー・ウィリアムス 6/16
1975 マニー・トリーヨ 4/27
1975 オスカー・ザモラ 6/1
1975 ビル・マドロック 6/15
1976 スティーヴ・スウィッシャー 5/16
1976 ビル・マドロック 10/3
1977 マニー・トリーヨ 5/8
1977 ブルース・スーター 5/15
1977 ビル・バックナー 8/21
1978 ブルース・スーター 7/10
1979 ブルース・スーター 4/22
1979 デイヴ・キングマン 5/20
1979 デイヴ・キングマン 7/29
1979 スティーヴ・ディラード 8/12
1980 レニー・ランドル 5/4
1981 ビル・バックナー 5/3
1981 ビル・バックナー 9/13
1982 ラリー・ボーワ 6/27
1982 ビル・バックナー 8/22
1983 ロン・セイ 5/22
1983 ジョディ・デイヴィス 6/12
1984 ライン・サンドバーグ 5/13
1984 ライン・サンドバーグ 6/24
1985 デニス・エカーズリー 4/21
1985 ライン・サンドバーグ 6/30
1986 ライン・サンドバーグ 6/1
1987 アンドレ・ドーソン 4/26
1988 アンドレ・ドーソン 5/8
1989 リック・サトクリフ 4/9
1989 アンドレ・ドーソン 5/7
1989 マーク・グレース 7/23
1989 ライン・サンドバーグ 8/13
1989 ショーン・ダンストン 9/17
1990 ライン・サンドバーグ 5/6
1990 アンドレ・ドーソン 5/20
1990 グレッグ・マダックス 8/5
1991 アンドレ・ドーソン 4/21
1991 グレッグ・マダックス 10/6
1992 ジム・ブリンジャー 6/14
1992 ライン・サンドバーグ 9/20
1993 サミー・ソーサ 7/4
1995 サミー・ソーサ 8/20
1995 サミー・ソーサ 9/3
1995 マーク・グレース 10/1
1996 サミー・ソーサ 7/28
1996 ブライアン・マクレー 8/18
1997 サミー・ソーサ 5/18
1997 マーク・クラーク 9/14
1998 ケリー・ウッド 5/10
1998 サミー・ソーサ 6/7
1998 サミー・ソーサ 6/21
1998 サミー・ソーサ 9/12
2000 ジョン・リーバー 7/9
2001 ロンデル・ホワイト 6/10
2001 サミー・ソーサ 8/26
2002 マット・クレメント 5/27
2002 サミー・ソーサ 8/11
2002 モイゼス・アルー 9/8
2003 サミー・ソーサ 4/20
2003 マット・クレメント 8/3
2003 マーク・プライアー 9/21
2005 デレック・リー 5/1
2005 デレック・リー 5/29
2005 アラミス・ラミレス 7/24
2007 アルフォンソ・ソリアーノ 6/24

複数回受賞者
11回 サミー・ソーサ
7 ライン・サンドバーグ
5 アンドレ・ドーソン
4 ビル・バックナー
3 ブルース・スーター
2 ビリー・ウィリアムス
2 マニー・トリーヨ
2 ビル・マドロック
2 デイヴ・キングマン
2 マーク・グレース
2 グレッグ・マダックス
2 マット・クレメント
2 デレック・リー

10X−9でカブスがサヨナラ勝ち。
何というか、ワイルドな試合だった。

COL 100 002 00 9
CHC 401 011 012X 10

9回までは8−3でカブスがリード。
5点もリードがあるから
今日は勝てるかと思っていたが、その考えが甘かった。

カブスの3番手エアーに対し、
先頭の松井が安打。続くホリデイが四球で無死一二塁とし、
ヘルトンがタイムリーツーベースを放ち8−4。
なおも無死二三塁。
ここでハウリーに交代したが、抑えられない。
アトキンス、ホープに連続タイムリーを浴び8−6。
そしてトゥロウィツキーに逆転の3ランを打たれ、
この回まさかの6失点で、8−9。
この時、思わずあの時のメッツ戦を思い出し、
一時絶望的な気分になった。ほんとに。

9回裏のカブスは、ロッキーズ抑えのフエンテスに対し
まずデローサが安打。後続が三振と一塁ゴロで二死一塁。
ここから代打K.ヒルが安打で一二塁。
続くテリオの打球は二塁ゴロで、万事休すかと思ったら
これを松井がエラー。二死満塁となり、
ソリアーノがセンターへ2点タイムリーで
カブスがサヨナラ勝ち。
劇的勝利はうれしいが、見てて疲れる試合だった。

それにしてもカブスのリリーフときたら。
もう少し何とかならないかな。
勝ったからいい、という問題ではないのではないか?
そもそもエアーとハウリーが抑えていれば
すんなり勝っていたはずだ。
防御率6.92のエアーをいつまで起用するのか?
誰か代わりの人材がマイナーにいないのかなあ。
エアーは何で今年こんなに
調子が悪いのか・・・去年は良かったのに。

June 25, 2007

明日からはリグレーでロッキーズと3連戦。

ロッキーズとの年度別対戦成績
93 8勝4敗
94 6勝6敗
95 6勝7敗
96 5勝7敗
97 2勝9敗
98 7勝2敗
99 4勝5敗
00 4勝5敗
01 3勝3敗
02 4勝2敗
03 3勝3敗
04 5勝1敗
05 4勝3敗
06 2勝4敗

3連戦の先発は、
第1戦
マーキー(5−4、3.38)
ジェフ・フランシス(7−5、3.44)

第2戦
リリー(5−4、3.90)
ロドリゴ・ロペス(4−0、2.93)

第3戦
ザンブラーノ(8−6、4.27)
ジェイソン・ハーシュ(3−6、5.06)

最終戦を3−0の完封勝ちで締めくくり、
04年7/2〜7/4以来のソックス戦でのスウィープ。
ちなみに敵地USセルラーでのスウィープは初である。

6回までは両チーム無得点。
6回、カブスはラミレスが二塁打。続くフロイドの
安打で一三塁から、ペガンはボテボテの遊ゴロで、
この間にラミレスが生還し先制。
7回にはソリアーノのソロで2−0。

8回、カブスの攻撃で珍プレー。
ピエイ四球、ペガン安打で無死一二塁とし、
ここでデローサがライトオーバーの安打。
二塁走者ピエイは三塁で止まったが、
一塁走者ペガンはそれを見てなかったのか、
三塁まで走ってしまう。
ライトから返球を受けたコナーコが
遊撃のウリベに送球し二塁へ戻るペガンを
二塁上でアウトに。
さらに一二塁間で、一塁を回ったデローサを挟んだ。
この隙に三塁走者のピエイがホームを狙ったが、
コナーコが気づき、ホームへ送球。
三本間に挟まれピエイタッチアウト。

この一連のプレーをスコアにすると、
おそらく9−3−6−3−2−5になると思うが
(MLB公式ページの動画を見ていただくことをお勧めする)、
とにかくこのまずい走塁で二死二塁になってしまった
(デローサは二塁セーフ)。

・・・・と思いきや、審判団が集まって何やら長い協議。
で、出た結論は、二塁上でウリベが
ペガンをアウトにしたプレーが走塁妨害との判定。
これにより無死満塁の状態に戻してプレー再開
(ソックスのギーエン監督は抗議して退場)。
二死二塁が無死満塁に戻るというプレーというか判定が
かつてあったかどうか。少なくとも記憶にない。
というかペガンが二塁で止まってれば
良かっただけの話だが。

ともかく、カブスはこの無死満塁のチャンスに
K.ヒルがセンターへ犠牲フライで3点目。

この3点のリードを、マーシャル、マーモル、
オーマン、ハウリーの4投手が完封リレー。
この3連戦で許したのはわずか2失点。
打撃不振のソックス相手とはいえ、投手陣はよくやった。

●インターリーグ成績
今年のインターリーグは終了。今年は8勝4敗。
カブスの年度別インターリーグ成績
97 9勝6敗 
98 5勝8敗
99 6勝9敗
00 8勝7敗
01 9勝6敗
02 6勝6敗
03 9勝9敗
04 8勝4敗
05 6勝9敗
06 4勝11敗
07 8勝4敗

通算では78勝79敗である。

●おくやみ
かつてのカブス投手、ロッド・ベックが亡くなった(公式)。
98年にカブスで51セーブをあげるという
大活躍をしたクローザーだった。
彼がいなければ、98年のプレーオフ出場は
おそらく無理だったろう。
お悔やみを申し上げる。

June 24, 2007

2−1で勝利。

カブスは初回、ソリアーノの
2試合連続の先頭打者ホームランで先制。
これに対しソックスはその裏、
ポドセドニックが安打で出塁し、盗塁。
ゴンザレスのニゴロで三進し、
トーミーの二ゴロで生還し同点。

試合はこのまま膠着状態に。
カブスのヒル、ソックスのヴァスケスが
お互いに好投する投手戦。
1−1のまま試合は9回まで進行。

9回、カブスはジェンクスに対し
フロイドが安打。続く代打ウォードも安打で、
フロイドの代走ペガンがスピードを生かし
三塁へ進塁。一死一三塁。
この場面でテリオがスクイズを決め、これが決勝点。
カブスにしては珍しく、接戦を制した。

June 23, 2007

5−1で勝利。

ザンブラーノがまたも素晴らしい投球を披露。
立ち上がりからエンジン全開で、
8回を3安打1点に抑えたうえ
自己最多タイの1試合12奪三振のおまけつき。
失点はコナーコに打たれたソロのみ。
危なげない投球だった。

カブスは初回、ソリアーノの先頭打者ホームランと、
この日故障者リストから復帰したラミレスのソロで
2点を先制。7回にコナーコのソロで2−1となったが、
9回に突き放す。
フォントノー安打、リー四球の後、ラミレスの
センター前タイムリーで3−1。
ボウエン四球で満塁とし、ピエイがレフトへ
2点タイムリーを放って、これで5−1。

ザンブラーノは開幕から不調だったが、
ベンチでバレットを殴った6/1以降、
心を入れ替えたのか、好投を続けている。

バレットを殴ってからの成績は、
6/6 6回2/3 自責2 被安打5 奪三振9
6/11 8回 自責0 被安打3 奪三振8
6/16 9回 自責1 被安打2 奪三振6
6/22 8回 自責1 被安打3 奪三振12

31回2/3を投げ自責4、防御率1.14という見事な成績。
しかも被安打わずか13と、
相手を圧倒するザンブラーノ本来の投球を見せている。

●ラミレス復帰
ラミレスが故障者リストから復帰。
代わりにギャラガーがマイナーへ降格。
ラミレスはこの試合早速4番指名打者で起用され、
ソロホームランとタイムリーの2打点。
待っていたぞ、ラミレス。

June 22, 2007

日本時間の明日からは
ホワイトソックスと3連戦@USセルラー。

先発は以下の通り

第1戦
ザンブラーノ(7−6、4.53)
マーク・バーリー(4−3、3.45)

第2戦
ヒル(5−5、3.22)
ハビアー・ヴァスケス(3−5、4.39)


第3戦
マーシャル(3−2、2.84)
ホゼ・コントレラス(5−7、4.81)

5−6Xでサヨナラ負け。
ア・リーグ西地区最下位のレンジャーズに対しても
3連戦で1勝2敗の負け越し。
・・・いったいどんな相手なら勝てるのだろうか。
本当に弱いんだな、カブスというチームは。

今日も残塁の山。13残塁。
初回の一死一二塁、2回の無死満塁、
3回の無死一二塁とことごとく得点機を潰した。
5回は、4−5と1点差に追い上げてなおも
無死一二塁だったが、ここでも打てず。
さらに6回も、5−5の同点に追いつき
なおも一死一二塁だったが、ここでも打てず。
これだけチャンスに打てなければ
1点差で負けるのも当然か。
一時5点差をつけられたのを
打線が挽回して追いついたのは褒められるが、
勝ち越さねば勝てない。

9回裏、レンジャーズは一死二塁。
ここでウィルカーソンは投手ゴロ。ハウリーが
打球を捕り、飛び出した二塁走者の
ロフトンを狭殺プレーにしようとしたのだが、
ハウリーがボールを長く持ちすぎたため、
遊撃のイズトゥリスにボールを投げたが間に合わず
ロフトンは結局二塁セーフ。
そのあと、今シーズンここまで打率.195と
絶不振のカタラノットにライト線にタイムリーを打たれ、
ロフトンが生還してジ・エンド。

June 21, 2007

Robert McClure Bowen
捕手・右投げ両打ち
81年テキサス州生まれ
99年ドラフト2位でツインズ入団
07年6月トレードでカブスに移籍
今季年俸 38万2300ドル
年度別成績

バレットと交換でパドレスからやってきた捕手。

昨年の3/29に、ウェーバーでツインズからタイガースへ。
その5日後には再びウェーバーでパドレスに移籍した。

ブロック、肩など、守備力は平均以上らしい。
ただ打撃が課題で、メジャー通算打率は.230、
マイナーでさえわずか.238である。
そこそこパワーはあるようだが三振が多い。

まだ若いのでこれからの選手とは思うが、
バレットの代わりが務まるかどうか・・・
バレットにプラス150万ドルを付けてまで
獲得したので、元を取る意味でも
活躍してもらいたいところ。

→07年7月、トレードでアスレティックスに移籍

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