February 20, 2024

今年のキャンプ参加選手。

投手
11ドリュー・スマイリー
18今永昇太(横浜)
19ヘイデン・ウェズネスキー
21イーサン・ロバーツ(NR)
25イェンシー・アルモンテ(LAD)
28カイル・ヘンドリクス
35ジャスティン・スティール
36ジョーダン・ウィックス
38マーク・ライター・ジュニア
39ブラッド・ウィック(カブス傘下AAA)(NR)
43ルーク・リトル
45ケイレブ・キリアン
46トーマス・パノン(MIL)(NR)
48ダニエル・パレンシア
49リチャード・ラヴレディー(OAK)(NR)
50ジェイムソン・タイオン
51ヘクター・ネリス(HOU)
54コルテン・ブルワー(阪神)(NR)
58カール・エドワーズ・ジュニア(WAS)(NR)
62エドウィン・エスコバー(横浜)(NR)
66ジュリアン・メリウェザー
71キーガン・トンプソン
72ハヴィアー・アサド
73アドベルト・アルゾライ
74ホゼ・クワス
82マイケル・アリアス
83サム・マクウィリアムス(引退から復帰?)(NR)
86ベン・ブラウン
87ポーター・ホッジ
91クリス・クラーク(カブス傘下AAA)(NR)
92ベイリー・ホーン
93ライリー・トンプソン(カブス傘下AAA)(NR)
95カム・サンダース(カブス傘下AAA)(NR)

捕手
6ミゲル・アマヤ
15ヤン・ゴームズ
32ホルヘ・アルファロ(MIA)(NR)
57ジョー・ハドソン(ATL)(NR)
67ブライス・ウィンダム(カブス傘下AAA)(NR)
89パブロ・アリエンド(カブス傘下AA)(NR)

内野手
1ニック・マドリガル
2ニコ・ホーナー
7ダンズビー・スワンソン
13デイヴィッド・ボウディ(カブス傘下AAA)(NR)
16パトリック・ウィズダム
20マイルズ・マストロブオニ
22マット・マーヴィス
29マイケル・ブッシュ(LAD)
75ルイス・ヴァスケス
77マット・ショウ(カブス傘下AA)(NR)
98チェイス・ストランプ(カブス傘下AAA)(NR)

外野手
4アレクサンダー・カナリオ
8イアン・ハップ
27鈴木誠也
40マイク・トークマン
52ピート・クロウ=アームストロング
78オーウェン・ケイシー(カブス傘下AA)(NR)
88ケヴィン・アルカンタラ
94ブレネン・デイヴィス

内野手/外野手
5クリストファー・モレル

コーチ陣
30クレイグ・カウンセル 監督(MIL)
33ウィリー・ハリス 三塁
53ダニエル・モスコス 投手補佐
55マイク・ナポリ 一塁
63ホアン・カブレハ 打撃補佐
68トミー・ホットヴィー 投手
76ダスティン・ケリー 打撃
79ダレン・ホームズ ブルペン(BAL)
80ジョン・メイリー 打撃補佐(カブス傘下AAA)
81マーク・ストリットマター フィールドコーディネーター(COL)
84ライアン・フラハティー ベンチ(SD)
85ギャレット・ロイド ブルペン捕手
90ジョナサン・モタ コーチ
96ジム・アドゥチ 打撃補佐/ゲームプランニング
97アレックス・スミス コーチ/データデベロプメントアンドプロセス


過去の参加選手
2023年2022年2021年2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年

February 10, 2024

以下の19選手とマイナー契約し、キャンプに招待。

16年優勝メンバーのエドワーズが帰ってきた。
ほか、日本でプレーしたブルワーやエスコバーもいる。
特に投手にはメジャーの可能性ありそうか。
トークマンも招待選手からメジャーの座を勝ち取った。
今年も掘り出し物は見つかるか。

投手
コルテン・ブルワー
クリス・クラーク
カール・エドワーズ・ジュニア
エドウィン・エスコバー(左)
リチャード・ラヴレディー(左)
サム・マクウィリアムス
トーマス・パノン(左)
イーサン・ロバーツ
カム・サンダース
ライリー・トンプソン
ブラッド・ウィック(左)

捕手
ホルヘ・アルファロ
パブロ・アリエンド
ジョー・ハドソン
ブライス・ウィンダム

内野手
デイヴィッド・ボウディ
マット・ショウ
チェイス・ストランプ

外野手
オーウェン・ケイシー

●2月14日に投手と捕手、19日に残りの野手が集合し
キャンプインの予定だが
一部の選手は既に集まって練習を開始している。

スティールが早くも今永を絶賛していて、
ツイートがカブスファンの話題になっている。
スティールが言うほどだから、今永の実力は本物なのか。



February 03, 2024

2月2日は、ナショナル・リーグが創設された日である。

で、以前書いたが、現在のメジャーリーグがあるのは
まあ言ってみればカブスのおかげである。
(ちなみにスポルディングハルバートは殿堂入りを果たした)。


●かつて、オルタネイトの青ジャージ右袖には
ナショナル・リーグのパッチがついていた。

ユニフォームにリーグのパッチがついているのは
確かメジャーで唯一。
創設からリーグに参加しているという伝統や
誇りを表しているものだと思っていたが、23年から廃止にしてしまった。
今は両袖に何もついていないが、
いつか袖に企業広告を入れるためなのかもしれない・・・
はっきり言って改悪だと思う。自ら誇りを捨ててどうする。


22年まで右袖にナ・リーグのロゴがついていた
Embed from Getty Images

February 02, 2024

カブスは1日、FAリリーフ投手
ヘクター・ネリスとの契約を発表した→こちら
なおネリスの選手枠を空けるため、ラッカーをDFAにしている。

ネリスは34歳の右投げ。メジャー歴10年のベテラン。
成績を見ればわかる通り、実績・実力を備えた投手。

高い奪三振率、そして何より故障せず毎年70試合に登板できる
耐久性が素晴らしい。

71試合に投げて防御率1.71(31ホールドはア・リーグ最多タイ)という
昨シーズンの成績はさすがに出来過ぎだったとしても、
60試合で3点台の防御率なら期待できそう。
昨年はリリーフ陣の疲弊が終盤失速した一因になってしまったが、
層が厚くなることで負担も軽減されるだろう。
懸念材料は年齢による衰えか。

なお契約は1年900万ドル。
25年は球団オプションだが、60試合登板すれば
選手オプションに変わるという内容らしい。

リリーフ投手一人に500万ドル以上払うのは19年のキンブレル以来。
リリーフへの出費は消極的なホイヤーにしては珍しいが、
よほど欲しかったという事なのだろう。
当初、3年5000万ドルを要求という報道もあったので
カブスが手を出すことは無いと思っていたが・・・
獲得できて、しかもこの金額は意外。

ファンにとって嬉しい誤算?

February 01, 2024

1月31日は、アーニー・バンクスの誕生日
(ちなみにノーラン・ライアンと
ジャッキー・ロビンソンも同じ誕生日であることは有名)

「ミスター・カブ」と言われた球団史上最高の選手。
功績については以前書いた。
”Let's Play Two”という名言もあまりに有名だ。
それと、カブスに入ってしまったばっかりに
ワールドシリーズとは無縁だったのが大変残念だった。

15年死去。
16年の優勝を見届けてほしかったけどな。



January 30, 2024

ちなみにロングバージョンは→こちら



January 28, 2024

1982年1月27日。
カブスはフィリーズとの間で1対2のトレードを行った。

イヴァン・デヘイススを放出し、交換で
ラリー・ボーワおよび新人内野手を獲得。

その新人内野手がライン・サンドバーグ
今でも語り継がれる、カブス史上最高のトレードの一つ。

フィリーズのマイナーで遊撃手だったサンドバーグは、
守れるが打てない軽量級のユーティリティー内野手という
評価だったようだ。
またフィリーズは、フリオ・フランコ(のちロッテ)の方を
将来の遊撃手と見込んでいたため、サンドバーグはトレード要員となった。

ただサンドバーグも有望ではあったようで、
ブルージェイズ、ホワイトソックス、ブルワーズなどとの間で
トレード話があったらしい。
ちなみに81年12月のブルワーズとの交渉では、ブルワーズが
サンドバーグではなくフランコを要求したため
フィリーズが断って破談になったとか。
ブルワーズに行かなくて良かったね。

カブスはサンドバーグを高く評価していて、
トレードに際し、サンドバーグが含まれていなければ交渉しない、
という姿勢だったらしい。この熱意が結実した形だ。

January 27, 2024

毎年恒例、MLB Pipelineによるプロスペクトランキング
トップ100が発表された。→ランキングはこちら

今年トップ100ランクイン選手を最も多く輩出したのは、
なんとカブスである。以下の7人がランクインした。

ピート・クロウ=アームストロング(16位)(バエズ、ウィリアムスとのトレードで加入)
ケイド・ホートン(26位)(22年ドラフト1位)
オーウェン・ケイシー(47位)(ダルヴィッシュ、カラティーニとのトレード)
マイケル・ブッシュ(51位)(ドジャースとのトレード)
マット・ショウ(54位)(23年ドラフト1位)
ケヴィン・アルカンタラ(65位)(リゾとのトレード)
ジェイムズ・トリアントス(73位)(21年ドラフト2位)

ちなみにカブスのあとは、オリオールズ(6人)、
パドレス(5人)、パイレーツ(5人)、レッズ(5人)と続く。

まさかカブスが1位とは。
将来有望と目される若手が揃っているのは喜ばしいことだ。
一昨年はモレルやアサド、昨年はアマヤ、ウィックスらが
デビューするなど最近のマイナーの充実ぶりは素晴らしい。
シーズンが楽しみな理由が増える。

かつてブライアント、バエズ、シュウォーバー、ソレアら
自前の若手が主力に成長し優勝につながったことは記憶に新しい。
それを思えば、今後の希望も湧くというものだ。

とはいえ、絶賛しておいて言うのもなんだが、
このランクはやはりあくまで参考だ。

ランクインして評価が高かったにもかかわらず
活躍できなかった若手は数多い。
例えばブレイリン・マルケスはメジャーで1試合投げただけで
昨年12月アストロズへ去った。
逆に、ランク外だったけど昇格してから活躍してる
モレルのような選手もいる。

若手が楽しみなことは間違いないが、
現時点では何とも言えない部分もある。
まずはメジャーに昇格してほしい。話はそれからではないか。

January 23, 2024

ライン・サンドバーグが、がんの治療を開始したと公表。

ショッキングなニュースで動揺しているが、
まずは無理せず休んでほしいと思う。
世界中のカブスファンが回復を祈っている。

ちょうど今年はサンドバーグの銅像がお披露目されることになっている。
サンドバーグを励ます為にも、ここはやはり優勝を目指してほしいところだ。
フロントやる気出せ。






January 13, 2024

●ケリー・ウッド、アラミス・ラミレスの両氏が
カブスの球団殿堂入り。
2人とも好きな選手だった。殿堂入りおめでとう。



ウッドは95年ドラフト1位。
当時の球団史上最高額となる契約金126万5000ドルで入団。

彼の名声を不滅にしたのは、
ご存じ1998年5月6日のアストロズ戦でのピッチングである。
1試合20奪三振。もはや言葉もない。




この時まだ20歳。
「ノーラン・ライアン2世」「マイケル・ジョーダンの後継者」とまで言われた。

残念なことに、その後は怪我の多さに泣かされた。
キャリアで16度の故障者リスト入り。
実力を発揮しきれないまま終わってしまった印象だ。
ウッド、プライアー、ザンブラーノ、クレメント。
黄金時代が来ると思ったんだけどな。

カブスでは12年プレー。
二桁勝利4度を含めて80勝35セーブ。1470奪三振は球団史上3位、
オールスター2度、最多奪三振、新人王。
9イニング当たり奪三振10.32は歴代9位(1000イニング以上)。
メジャー通算134試合&853イニングで1000奪三振。
試合数・イニング数両方で1000奪三振到達の最速記録も樹立した
(のちにダルヴィッシュ有に破られた)。

故障で苦しんだにもかかわらずこの実績。
もし故障が無かったらと想像するのは私だけではないだろう。
偉大な投手だった。球団殿堂入りおめでとう。

ちなみに、現役最後のシーン(対戦相手はビシエド)。
駆け寄る息子の姿が泣ける。




ラミレスは、強肩強打の三塁手として鳴らした。
パイレーツにいた03年にトレードで獲得。
球団史上最高のトレードの一つ。異論の余地はない。

カブス在籍9年で25本塁打を7度、90打点は6度。
239本塁打は球団史上7位、長打率はサミー・ソーサに次いで2位(4000打席)、
オールスター2度、シルバースラッガー、ハンクアーロン賞。
年30二塁打&25本塁打を6度達成はビリー・ウィリアムスと並ぶ球団タイ記録、
年44二塁打は三塁手としては球団記録(08年)、
プレーオフで満塁ホームランを打ったのは球団史上初(03年NLCS第4戦)・・・
数々の偉業を達成した。

長打を打つが三振も少ないという素晴らしいバッターだった。
デレック・リーとラミレスは、揃ってオールスターで先発。
2人は当時のカブスの誇りだ。

07年6月29日のブルワーズ戦でのサヨナラホームランは印象深い。
この年は、一時借金が9もあり首位のブルワーズとは
最大8.5ゲーム差をつけられていた。
前年が最下位だったこともあり、今年もダメかと思われた。

ところが、ここから調子を上げて大逆転で地区優勝を果たした。
最大借金9から優勝は球団最多記録(1945年は借金3から優勝)、
8.5差を逆転しての優勝も1945年以来という奇跡的なシーズンだった。

今にして思えば、そのきっかけになったのが
このラミレスのサヨナラ弾。
5点差を逆転したカブスは7連勝、勝率を5割にしたのだった。




三塁手として1097試合出場も球団史上3位。
球団屈指の三塁手と言って間違いない。
長い間カブスの三塁は穴だったが、
ラミレスによりその問題は解決されたのだった。

・・・ちなみに、11年シーズン後にFAでブルワーズに去られた。
代わりに来たのがイアン・ステュワート(泣)。大失敗だった。

ともかく、球団殿堂入りおめでとう。

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